とりみのブログ

太郎・次郎・花、と私の話です。

朝からイライラ

今日は朝から次男が起きてこない。

昨日は友達と遊んで来たのに。

イライラの募る私。

イライラし過ぎて2分毎に起こしてたかも。

それで余計起きてこなかったのかも。

やっと起きてきても、着替える様子もなく、本当にイライラ。

「今日誰か遅刻したら、お母さん家出します」

と。なんだか自分がイライラ暴れてしまいそうだったので、言葉で表してみました。

太郎と次郎だけに聞こえていたようで、花子は何も反応ありませんでしたが。。

次男が「じゃあ、俺もう終わってる」と言いました。

 

もうそれで私は動けなくなってしまったのですが、

結局次郎は、ギリギリ間に合うか間に合わないかに家を出ましたよ。

 

家が安心する場所になって欲しい気持ちもあるし、

行きたくないのなら、行かなくて良い。とかも思いながら、

ほかの二人の子供たちもつられて兄弟で不登校になられるのが怖い。

と考えたら次郎にあたってしまいそうになる自分が居て、の「家出します」でした。

 

かわいそうな事をしたのだと思って居ます。

塾を辞めに(長男不登校4)

そして後日、塾には行かないと言う長男に、塾に辞めると言いに行ってもらいました。

先に私が塾に電話を入れましたが、子供だけでも良いとおっしゃって頂いたので、太郎だけで挨拶に行きました。

塾長先生が、太郎を説得してくれました。

こっそり廊下で聞いていました。

熱い、長い、説得でした。

私の心にはとても響きましたが。。

 

塾から出てきた太郎。

先生は、もう一度考えておいで。と退塾は保留にしてくださっていました。

 

熱い熱い説得は、太郎にはどう響いたのでしょう。

今にして思えば、最近よく聞く”頑張っている人に頑張れ!と言ってはいけない”みたいな。

頑張ってるようには全く見えませんでしたが、もう、気力も何も無かったのだろう、と今は思います。

 

太郎は塾を辞めました。

塾に行っていなかった(長男不登校3)

中学生になっても塾などに行っていなかったので、成績はどんどん下降していました。

1年生の夏くらいに塾に入りましたが、学校に行かなかったり休んだりするようになってからも、塾には通っていました。

夜7時から10時すぎくらいまで。

でも「あんまり塾来てないよ、って言ってるよ」と、太郎の友達のママから聞きました。

太郎の通う塾は、入塾連絡メール制度はありません。

休んでいるからといって、塾から連絡もありません。

何度か様子を見に行きましたが、太郎は塾の時間の間色んなところで時間をつぶして、塾に行ってきたかの様な時間に帰宅しました。

毎月毎月、何万円も捨てていた様なものでした。

 

ある日、やっぱり塾に太郎の自転車はなくて、近くのスーパーに太郎の自転車を見つけました。

トイレでこもっていました、小さなスーパーなので、外から声をかけて、家に連れ帰りました。

そして、行かないなら塾を辞めて欲しい、と伝えました。

学校へ行ったり行かなかったり(長男不登校2)

朝、3兄妹の支度にバタバタ、ピリピリしながら、やっとの思いで太郎と家を出る毎日でした。

でも、しばらく日が経って、中学校から電話が入るようになりました。

「太郎君学校に来ていません」

すみません。と謝りながら、仕事の途中で帰らせて頂いたりしましたが、、

朝、太郎は私と家を出て、学校へ行くふりをして、その後家に帰っていたのです。

何度もそんな事が続きました。

そのうち学校からの連絡は、電話ではなくてメールになりました。

”学校に来ていません”、”今学校に来ました”

正直、電話で出られなかったりして、折り返したり謝ったりするよりは格段に便利でしたが、少し寂しくなりました。

途中から学校に行ったり、途中と行っても午後からとか、昼食からとか、、。

結局行かなくて休んでいたり、、。

結局、先生からのメール連絡は分かり易くて経過を知るのには凄く助かりました。

太郎の不登校の始まりについて(長男不登校1)

太郎は、赤ちゃんの頃から周りのみんなにも「良い子良い子」と言われ続け

何の問題もなく中学生になりました。

私は太郎が生まれる前からフルタイムで事務勤務していました。

中学1年生の12月くらいの事、仕事をしていると朝9時くらいに中学校から電話がかかって来ました。

出てみると「太郎君がまだ来ていませんが、お休みですか?」と指導の先生からでした。

「行ってないですか?」驚いた私は、不安になりながら家に帰りましたが、、太郎は家に居ました。

体調が悪いというので、その日は休みました。

「休むなら学校に連絡しないといけないから教えてよ。先生も探し回ってくれたみたいよ」と言いました。

太郎はうなずいていました。

 

それからは、私が仕事の為に家を出る時に、太郎も一緒に家を出る様にしました。

花を保育所に連れて行って、会社に向かうのにギリギリに家を出ます。

私がカギをかけて「行ってらっしゃい」と太郎に告げた後、自転車で急いで保育所に向かう日が続きました。